
コンセプトは「お肉は『店で買うもの』から、『家庭で作るもの』へ」。大阪ヘルスケアパビリオンの「ミライの都市」エリアで、3Dバイオプリント技術で製造、成形した培養肉を展示するほか、個人の健康や好みに合わせた霜降りステーキメーカーが備わる未来のキッチンを映像で表現する。
コンソーシアムによると、培養肉は食料危機のほか、家畜数の抑制による温暖化防止につながると期待される。展示を通じて、3Dバイオプリント技術の応用開発や生産・流通体制の確立に向けた具体的な取り組みを発信する。
コンソーシアムは、産学連携で3Dバイオプリンターを使った培養肉の食用化を目指そうと2023年3月に設立された。