
新組織は「パティシエ・コンソーシアム」と名付けた。地域に根ざした個人店が手を取り合い、大手チェーンに対抗する狙い。賛同者を増やしながら、多様な企画に挑戦するという。
12日の活動には同店に加え、「菓道 KANSEIDO」(今泉1丁目)と「ゆほびカフェ」(大淵)、「PoliPoli」(平垣)の3店が参加。企画は伊豆の国市・伊豆長岡温泉の名物「温泉まんじゅう詰め合わせ」に着想を得た。店ごとに生地やクリームの食感、味の違いが分かりやすいことからシュークリームを選んだという。かわいらしいパッケージデザインは地元のアート作家の芦沢正人さんが担当した。
シュークリームの詰め合わせは、12日に同市の吉原商店街で開かれるイベント「吉原アーケードマーケット」(同商店街振興組合主催)で、正午から販売開始する。120箱限定で、1箱税込み1200円。
■ 12日に吉原商店街でイベント 新旧交じる街、発信
富士市の吉原商店街で12日に初開催する「吉原アーケードマーケット」は、世代交代が進む商店街を広く周知しようと若手店主らが企画した。主なターゲットは家族連れ。親子で楽しめる多様な催し物を用意し、新旧入り交じる街の魅力を発信する。
総菜や菓子の販売、子ども向けワークショップなど市内外から34の出店者がブースを並べる。初回記念として、200食限定で同市の名物「つけナポリタン」を無料配布。市公式キャラクター「さもにゃん」との記念撮影も楽しめる。午前10時から午後2時半まで。