「好きって言ったらどうする?」女子生徒に私的メッセージ 静岡県中部の中学校教諭を懲戒処分 県教委発表

 静岡県教委は21日、生徒に不適切な行為をした県中部の中学校の男性教諭(23)ら2人を戒告の懲戒処分にしたと発表した。19日付。
 男性教諭(23)は、2024年7月下旬から25年1月下旬にかけて、勤務する中学校で部活動に関するやりとりをしていた女子生徒2人に対し、校務用端末を使ってそれぞれに「好きって言ったらどうする?」などの私的なメッセージを送った。そのうち1人をドライブに誘い、車内で頭を触ったとされる。1月に学校に情報提供があり、調査したところ「生徒とのやりとりを楽しみたいという理由で続けてしまった。生徒から悩みを聞き励ましたい気持ちと、ばれなければ大丈夫という甘い気持ちを優先してしまった」と認めたという。
 別の県中部の中学校の男性教諭(50)は24年2月14日朝、乗用車で通勤中に、島田市内の交差点で女性が運転するミニバイクと衝突し、女性の両手首に約6週間のけがを負わせた。免許停止30日の行政処分と、島田簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

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