ファンの思いも選手とともに

「つまらない試合をするわけにはいかない」
「応援がすごく力になった」
「たくさんの人の前で試合ができるのは気分が良い」
「応援の声が聞こえていつも以上の力が出せた」
試合後の勝利者インタビューで選手から直接嬉しい言葉を聞くことができたJTサンダーズ広島戦でした。
白熱した試合は、東レアローズが2月17日3-2、18日3-0で勝利しました。今も試合に勝った喜びは消えることなく、胸の中で選手の言葉がずっとこだましています。
言葉では言い表せないほどに感じる「絶対に勝つ」という選手の勝利への魂と気概。その熱い思いに呼応するかのようになびく、きれいな東レアローズの青色のハリセン。
「この最高の景色はきっと、東レアローズを勝利に導いてくれる」。そんな思いが溢れてきました。同時に頭に浮かんだのは試合前日のJR静岡駅での東レアローズの広報活動の様子でした。

「東レアローズです」
「三島市で活動しているバレーボールチームです」
「明日の試合にぜひ来てください」

新人セッター 小野寺瑛輝選手
大事な試合を翌日に控える中、それでもチームが勝つために地道に、積極的に声をかけている選手やスタッフの様子に「私たちは一緒に戦っているのだ」と胸がぎゅっと熱くなりました。一緒に強くなる、応援したくなる、そんな地元密着の親しみやすさがアローズの魅力です。JTサンダーズ広島戦を終えチームは14勝14敗。
今回の試合では地元静岡出身の大型ルーキー、山田大貴選手がホームゲームで初得点する姿を見ることができて、とても嬉しかったです。
ⒸTORAY ARROWS 山田大貴選手(右から3人目)
三島大会、静岡大会を終え、残るホームゲームは沼津大会での4戦。最高の景色は私たちファンが一緒につくる。
東レの勝利を形づくるピースの一つに私もなりたいと願うばかりです。
(アットエス編集部 橋口光)