【2023年振り返り② 映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」】怪獣王の王道

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。教育文化部の記者が2023年に接したコンテンツから、心に残ったものを紹介します。第2回は浜松市の浜名湖周辺でロケが行われた公開中の映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」。

ゴジラ(G)出現→効かない通常兵器→海に帰るG→作戦タイム→G再出現で最終決戦と大筋自体は「いつものゴジラ」。そこに「白組」による圧巻のVFXと目新しい舞台設定、なにより主人公敷島を中心に人間の心の機微が加わることで「いつものゴジラ」を超えた。メロドラマを排した怪作シン・ゴジラとは好みが分かれそう。旧帝国軍人らの対ゴジラ作戦が明かされる場面、「駿河湾の方が深いじゃん!」と思ったあなたは静岡県民。(マ)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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