【2023年振り返り⑥ 映画「バッドランズ」】安藤サクラがすごい

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。教育文化部の記者が2023年に接したコンテンツから、心に残ったものを紹介します。第6回は沼津市出身の原田真人監督による2023年公開の映画「バッドランズ」。

「あれ、外国語映画だっけ」。冒頭からまくしたてられる関西弁が衝撃的。若干聞き取れないことも。それさえ「今作の味だ」という原田監督がずっと憧れてきたフィルム・ノワール。犯罪行為を肯定する気はないが主人公の行く末にハラハラ。作品にのめり込んだ頃、関西弁が解読可能に。この映画は安藤サクラの主演で成功。彼女がすごいのは映画界の常識。でも言わせてほしい、本当にすごい。3月の日本アカデミー賞受賞に期待。(も)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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