
【映画「渇水」】磯村勇斗さん、視線に宿す無常感

前橋市の水道局職員が主人公。料金未納者の水道を停止する「停水執行」を淡々と行う生田斗真さんと磯村勇斗さん(沼津市出身)。貧困やネグレクト、地方都市の衰退。磯村さん、「プラン75」に続いて葛藤を抱えた行政サービスの従事者役。今回の作品はあっけらかんとした言動も多いが、視線に宿す無常感や諦念は「プラン75」に通じるところも。アイス(ガリガリ君?)のガツガツとした食べっぷり、作業着のちょっとだらしない着こなしが見事。
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