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部屋干しにも大活躍!家電のプロに聞いた、今買うべきおすすめ除湿機とは

除湿機、最近は部屋干しに利用!?

ジメジメする季節に活躍する「除湿機」にスポットをあてて、All About「家電ガイド」でIT・家電ジャーナリストの、安蔵靖志さんに、SBSアナウンサー牧野克彦がお話をうかがいました。※価格はすべて税込です。
※5月31日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

牧野:除湿機の最新トレンドを教えてください! 普段私は、エアコンのドライモードで済ませていましたが、やっぱり除湿機はあった方がいいでしょうか?

安蔵:部屋にエアコンがあれば、それで十分です。ただし、納戸やウォークインクローゼットなど、どうしても湿気に悩むスペースがある場合は、コンパクトで持ち運び可能な除湿機を入れて使うのがいいと思います。

牧野:どうしても湿気が多いエリアというのはありますよね。あとは、室内干しの役にも立つのでしょうか?

安蔵:最近では花粉やPM2.5などの影響で、室内干しをしたいという人も多くいます。そういったニーズには湿った衣類を乾かす衣類乾燥除湿機が人気です。

牧野:除湿機の湿気を取り除く仕組みにも、いくつかタイプがあるらしいですね?

安蔵:エアコンと同じように室内の空気を冷やして結露させて、水として取り出すコンプレッサー方式、湿気を吸収した吸湿剤にヒーターを当てて水蒸気にして、それを冷やして結露させるデシカント方式、その2つを組み合わせたハイブリッド方式の大きく3つに分かれます。

除湿機を選ぶポイント

牧野:この3つのタイプで、どれがいいのか? 値段に幅もありますし、機能も違うので迷います。どんな点で選ぶのがいいでしょうか?

安蔵:湿気を取りたいのが夏場なのか冬場なのか、それによって大きく違います。冬場は気温が低いので、空気を冷やして結露させるコンプレッサー方式はあまり向いていません。冬場ならデシカント方式かハイブリッド方式がおすすめ。

夏場であればどの方式でもいいですが、製品はコンパクトで比較的安いのに電気代が高いデシカント方式、製品自体が大きくて価格も高いですが、電気代は抑えられるコンプレッサー方式。あとは、ハイブリッド方式も電気代が抑えられます。

牧野:それぞれ一長一短があるんですね。

安蔵:あとは除湿性能というのがあり、1日何リットル除湿できると表示されているのですが、その性能によっても値段が違ってきます。

牧野:衣類乾燥に使えるものと使えないものがあるのですか?

安蔵:はい、衣類乾燥のために、風の向きを変えられるルーバーの有無や、どれくらい風の幅があるのかによっても価格の違いはでてきます。

最近の除湿機の傾向や機能

牧野:除湿機も年々進化していると思いますが、最近のものはどういうところが優れているか教えてください!

安蔵:最近の大きなトレンドは、衣類乾燥です。以前は除湿機というと「特定の場所の湿気に悩む人だけが使う家電」だったのですが、室内干しのニーズの高まりによって衣類乾燥に使いたい人が多く買うようになりました。衣類乾燥用と除湿用の大きな違いは、先ほどもお伝えしたように、ルーバーなどを用いて広い範囲に風を届けるという点になります。衣類に乾いた空気をしっかり当てることで、素早く乾かすことができます。

牧野:そんな中で、安蔵さんおすすめ、注目の除湿機を教えてください。

おすすめ除湿機

三菱電機「サラリMJ-M120TX」/コンプレッサー方式(価格:54000円前後)

安蔵:センサーによって生乾き部分を検知して、そこに重点的に風を送ることができる「部屋干しムーブアイ」が、他にはない特徴です。生乾き部分は温度が低いのでそこを検知してくれます。

牧野:最近のものは、AIみたいなものが搭載されているわけですね。

安蔵:あと、少量の衣類を乾かす場合、「光ガイド」を使って、当てたい場所に光をリモコンで当てて、そこへ向けて風を送れる「ズバッと乾燥モード」などもユニークです。1日だいたい11〜12リットルの除湿が可能です。

牧野:コンプレッサー方式ということは、特に夏に活躍しそうということですか?

安蔵:そうですね。冬でも特に寒い場所でなければそれなりに使えると思いますが、夏場の方がいい思います。

牧野:静岡県は、冬場でもそこまで寒くないので使えるかもしれませんね。その他にありますか?

パナソニック「F-YHVX90」/ハイブリッド方式 (価格:60000円前後)

安蔵:最近はシャープも追随しましたが、これまでハイブリッド方式を出しているのはパナソニックだけでした。コンプレッサーで出た排熱をデシカント方式のヒーターとして効率よく使うことで、省エネ性と速乾性のバランスの良さを実現しています。夏だけでなく冬にもしっかり除湿したいという人にはこちらがおすすめ。1日最大、8.5リットルの除湿が可能です。

牧野:除湿の量は、どれくらいあれば安心ですか?

安蔵:モデルが多いのは5.6リットルくらい。それくらいあれば十分だと思います。よほどしっかり乾燥させたい人は、もっとパワフルなモデルを選ぶといいでしょう。

牧野:改めて、除湿機の購入を検討している人にアドバイスお願いします!

安蔵:単純に湿気を取るだけでなく、衣類乾燥まで使えるものもあるので、雨の多い時期には特に重宝すると思います。

牧野:自分の用途に合わせということですね!ありがとうございました!
今回お話をうかがったのは……安蔵靖志さん
IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっている。

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