
清水エスパルスはサンフレッチェ広島と0−0で引き分けました。4日前の天皇杯4回戦は0−3と完敗した相手に守備が改善。シュート計14本、後半だけで11本を浴びましたが、無失点で切り抜けました。この試合は「ピースマッチ」として開催され、選手は8月6日の「背番号86」のシャツを着て入場。広島のMF中島洋太朗選手とともに、DF住吉ジェラニレショーン選手が清水の選手を代表して「平和への思いを胸にプレーする」との平和宣言を行いました。
コメントは次の通り。
秋葉忠宏監督
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これが清水エスパルスのメンタリティー。中3日でなかなかトレーニングできない中、何を変えるかといったらメンタルを変えた。心を燃やして戦ってくれた。
このメンタリティーをスタンダードにして、今後はどう勝ち点3を取るか。こういうスリリングなゲームで勝ち点3を持って帰れるようにしたい。中3日でここまで持ってきた選手には感謝している。
住吉ジェラニレショーン選手
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天皇杯のようなやられ方はしたくなかった。3バックで手応えを実感できた。相手はセカンドボールの回収やファーストボールを味方につなぐところを狙ってくる。それ以上を自分たちがやらないといけないところで、集中してやれた。
平和宣言をやらせてもらってありがたい。広島でサッカーできた2年半は誇りになっている。清水に移籍するタイミングでDF塩谷司選手に「次会ったらユニホーム交換しましょう」と約束していた。
梅田透吾選手
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最近立ち位置が入れ替わるチャンスをもらえた立場。ここは大事な一戦だった。味方と一緒に協力して守れた。正面のシュートが多かったが、それはそれで緊張する。センターバック3人を中心にすごいはね返してくれた。無失点は自分が助けたというよりは、助けてもらえた感覚。
中3日で連敗ではシーズンダブルよりも後味が悪い。移動など難しい状況もあったが、チームはそんなもの関係なくやるんだという雰囲気だった。天皇杯も自分が出ていたら無失点だったかというとそうとも限らない。運の良さも関わってくる。そこも含めて自信につながっている。
嶋本悠大選手
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勝ちに持って行ければベストだった。90分間しっかり走りきることを意識した。今のプレーを続けていけば結果が出ると思う。とにかく継続して今以上のプレーをし続けたい。
(マテウス)ブエノがボールを持って失わないので、自分に時間ができてやりやすかった。ポケットを狙ったり展開する一つ前の起点になったりというところを意識した。コンディションもいいので、数字を残せたらもっと良かった。