
清水エスパルスはヴィッセル神戸戦こそ2失点しましたが、8月中旬以降は3バックで臨み守備が安定してきています。今夏新加入のDFキムミンテ選手とともに支えるのが昨季から所属するDF蓮川壮大選手とDF住吉ジェラニレショーン選手。最近の手応えなどを聞きました。
蓮川選手
―最近より対人の強さが光る。
自分の良さではある。そこでは負けちゃいけない。スリーバックでカバーもしっかりして、ミンテくんも(山原)怜音もいる中でのプレー。お互い特徴と苦手なところをうまくカバーし合いながらチームとしてやりたい。
―攻撃的にいく上でのリスク管理は。
基本的には1枚残るというのはチームの鉄則。ただ、チャンスのところは逆サイドやセンターバックも関わるということを秋葉さんは求めている。もちろん後ろが同数でも守れるぐらいの力量に、個人としてそういうレベルに達していかないといけない。
リスク管理のところはしっかり慎重にやらないといけないが、チャンスのところは攻撃になるべく枚数をかけられるように意識している。ボックス内の枚数を増やすということは今年の初めからやっていて、そうすれば奪われたときでもゲーゲンプレスが効く。
―3バックの左でプレーする手応えは。
右だったらオープンで持てたり結構選択肢が広がるが、左の方がボールは運びやすい。どのポジションでも高いレベルのプレーを出せるように意識している。ブルネッティもすごいいいプレーをしていた。ブルの持ち方とかも見て、他のいい選手から学べるものは多くある。特に夏以降、新加入選手が増えて、刺激はすごいある。
住吉選手
―神戸戦を振り返って。
ここ数試合、後半最後の15分20分でなんとか耐えてはいたが、それを耐えられなかったのが神戸戦に出た。終盤の押される時間にどう相手陣地まで挽回できるか。前の選手が頑張って収めてくれて、それをどう後ろがサポートして、ラインアップできるかというのが改善点として挙げられる。
―ここ最近の課題は試合の後半。
チームとしても監督がディフェンスとキーパー陣を集めてミーティングをやった。『やっぱりここもう少し上げられたよね』という部分は監督からもあった。個人としてもみんなが映像を見ていると思うので、そこはチームとして改善できれば。
―最近コイントスで陣地を変えている。
アウェーで、神戸もその前の京都も変えた。監督からの指示もあった。後半相手にやっぱり勢いをつけさせたくないっていうのが多分監督の中である。アウェーでちょっと何か変化を加えたいというのもある。京都戦がサッカー専用スタジアムで今季勝ったのは初めてというのもあって。いつも通り、普通のことがあんまり好きじゃない監督なんで。相手にストレスじゃないですけど、そういうところから少しずつです。