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身近な家電もスマートフォンで何でも管理できる時代?!

もうすぐ新年度!ということで、「新生活におすすめの家電」について、All About「家電ガイド」で、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんにSBSアナウンサー牧野克彦がうかがいしました。※価格はすべて税込です。
※2023年3月27日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

おすすめ家電

牧野:新しい家電をいろいろ試されている安蔵さん。早速ですが、今日もオススメを教えてください。

電気圧力鍋:Siroca (シロカ) /「おうちシェフPRO」(1万5000円前後)

安蔵:初めて料理にチャレンジされる方におすすめしているのが電気圧力鍋です。短時間で料理ができるだけでなく炊飯も可能なので、1ルームの狭い部屋でも置きやすいというのが特徴です。Sirocaの「おうちシェフPRO」は、2気圧の高圧で調理できるだけでなく、ゆっくりと減圧することで煮崩れを防ぐ機能もあります。低温調理もできます。低価格な圧力鍋を出してヒットしているメーカーなんです。

牧野:毎日の料理が、手間をかけずに美味しく仕上がるんですね。調理の予約もできるなんて、これは便利ですね。

電気ケトル:Siroca (シロカ) /「おりょうりケトル ちょいなべ」(1万1000円前後)

安蔵:カップラーメンを作ったり、珈琲を淹れたりするときに大活躍するのが電気ケトルです。その中でも料理に使える電気ケトルが「おりょうりケトル ちょいなべ」です。

牧野:料理というのはどういったものができるんですか。

安蔵:水を入れてお湯を沸かすことはもちろんですが、ラーメンの麺を茹でたり、ゆで卵を作ったり、低温で保温しながらチーズフォンデュやバーニャカウダーも楽しめます。温度調整ができる小さな鍋のようなものなんです。

牧野:これがあればある程度、幅広く料理ができますね。

スマート家電:SwitchBot(スイッチボット社)/リモコン機能付きシーリングライト SwitchBotシーリングライトプロ(1万1000円前後)

安蔵:自宅にインターネットを導入している人限定ですが、赤外線を使って様々な家電をコントロールできます。自宅に帰る前に、LEDのシーリングライトを付けたり、エアコンをオンして部屋を温めたり、冷やしたりすることができます。スマート家電リモコン付きのシーリングライトなので、照明自体を遠隔操作できるだけでなく、その部屋にあるテレビやエアコンなど、赤外線リモコンで操作できる家電を、一手にコントロールできる優れものなんです。

牧野:自宅から離れた場所にいても操作は可能ですか。

安蔵:インターネット経由なので、地球の真裏にいても大丈夫ですよ!出張中は、夜間にシーリングライトを付けることで、不在を知られないようにするセキュリティー面としても活用できます。

牧野:これはいいですね。電気が決まった時間に付いていると防犯対策になり、泥棒を諦めさせることができそうですね。

今後のトレンド

牧野:新技術という側面で、おすすめのものを教えてください。

安蔵:例えばですが、お子さんが小学生になり、1人で出かけることが増えたときには「スマートロック」が便利です。自宅の玄関のドアの鍵に後付けすることにより、スマートフォンで遠隔操作し、開け閉めができます。最近は、リモコンキーやカードキーで開けられるようなものも増え、スマートフォンを持たせられないお子さんでも自分で開けることができます。指紋認証パッドがあるので、指をタッチするだけで施錠や解除ができ、鍵を出さなくていいのがポイントです。

牧野:これからの家電のトレンドはいかがでしょう。

安蔵:「スマート家電リモコン」や「スマートロック」はもちろんですが、「スマートホーム」がこれからかなり注目されると思います。

牧野:スマートフォンですべてが連携されていく世界ですか。

安蔵:アマゾン、グーグル、アップルと分かれていた規格を横断的につなぐ、Matter(マター)という規格が登場し、それに対応することでメーカー間を横断でつなげるようになりました。これから一般の方が安心して使えるようになっていくと思います。

牧野:いろいろと教えていただきありがとうございます。
今回お話をうかがったのは……安蔵靖志さん
IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっている。

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