カタナコーポレーション(浜松市)
浜松市浜名区のカタナコーポレーションは、画像や動画などあらゆるデータを可逆的・高速に圧縮する自社開発ソフト「CVC」をアピール。自動車の自動運転技術の開発や、製造業、医療分野の検査画像の保存などに利用されている実績があります。データセンターやサーバーのデータ量を減らした上で高速に通信し、必要な時には元のデータに戻すことができるメリットを生かし、クラウド事業者や、自動車メーカーなどへの売り込みを図ります。カタナコーポレーションの海外の見本市への参加は多いですが、CESは2020年にオンラインで出展して以来2回目。今回は飛行する物体からデータを送ることができるか、などの複数の具体的な問い合わせを受けていました。
藤田信夫社長は「今回は自動車関連技術が集まるブースが確保できず、デジタルヘルスの場所になってしまったが、具体的な商談が多くできた。自分から世界的な企業へ売り込みに行くこともできるので、現地でしか得られない成果がある」と手応えを感じていました。
小糸製作所(東京都)
電気自動車(EV)では、ガソリン車のグリル部分が必要なくなり光源を設置できます。色で電池残量や速度帯を表現したり、ドライバーが必要な情報を前方の地面に照射したりもできます。技術管理部の塚本聡主管は「独自技術も重要だが、EVや自動運転の普及を見据えると、より良い使い方の提案をできるかどうかが勝負になる」と指摘していました。
CESは現地時間12日まで開催され、主催者は13万人の来場を見込んでいます。
文:FUJIYAMA BRIDGE LAB 小泉直樹







































































