谷島屋店長が選ぶ！ビジネス書から絵本まで、働く世代におすすめの4冊
ビジネスに役立つ1冊から親子で楽しめる絵本まで
働き世代におすすめの本について、谷島屋ららぽーと沼津店店長の岩田勝さんに「鉄崎幹人のWASABI」パーソナリティの鉄崎幹人、SBSアナウンサーの山﨑加奈が話をうかがいました。※1月5日にSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」で放送したものを編集しています。
1：よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑／大野萌子
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岩田：2020年8月に発売以来、ずっとビジネス書ランキングの上位にいます。コロナ禍になってから顔を合わせないメールや電話でのやりとりが多くなったと思うのですが、そんな中でこの言葉をこのように言いかえるとポジティブに聞こえる、というような言葉をまとめた1冊です。
鉄崎：なるほど！ 例えば「この仕事ならできるよね」という言い方ではなく、「この仕事、あなたにお願いしたい」というような表現だったり。
山﨑：「ちょっといいですか？」ではなく「10分ほどお時間いいですか？」と言いかえたりとか。
鉄崎：このように言いかえた方がスムーズにいくよ、という例が書かれているんですね。
岩田：例がたくさんあるので、言いかえの参考になる1冊です。
鉄崎：ビジネスだけじゃなくて日常生活でも参考になりますね。
2：すばらしい人体／山本健人
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岩田：数年前から、ビジネスマンが教養を高めようと勉強している流れがあるんです。例えば、地図帳、日本史や世界史、哲学の本が売れたり。こちらはタイトル通り、人体について書かれた生物学の本ですが、コロナ禍の不安で健康に関心が高まり、人体を知ることで、ちゃんとウィルスに対抗する機能が自分の体に備わっているんだよということを確認できる1冊です。
鉄崎：これすごい！ 例えば、自分の心臓の働き、目や涙の働き、耳と鼻がつながってるとか、唾液の働きとか！ 自分の体のことや機能について知ってるようで知らないもんね。肘をぶつけるとなぜびりっと電気が走るのか？だって。おもしろい！自分の体のことは知っておいたほうがいいですね！
岩田：谷島屋ららぽーと沼津店でも、最初は自然科学の棚に並んでいたんですけども、ビジネス書の棚へ移動させたら多くの方に手に取ってもらえたんです。
鉄崎：しかも読みやすいですね。「外科医が語る」ということで非常にくわしいですし。
3：ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣だったら／眞邊明人
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岩田：じっくり物語が読みたい方におすすめの1冊です。このコロナの時代に徳川家康が総理大臣だったらどんな政治をするのか？という内容になっています。実際に徳川家康が歴史上にしてきたことなども書かれていたり、そのほか坂本龍馬や北条政子など時代を越えて色々な人物が政治をするということで、小説として楽しむことはもちろん、政治についても勉強になります。
鉄崎：読んでみたい！ 最後に親子で楽しめる本も教えてください。
4：もりの100かいだてのいえ／いわいとしお
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岩田：2021年の静岡書店大賞第3位の絵本で、伊東市在住のいわいとしおさんの新刊です。『100かいだてのいえ』シリーズの最新刊で、これまで『うみの100かいだてのいえ』や、『ちか100回だてのいえ』があります。
山﨑：私、この本を読み聞かせしたことがあります！このシリーズおもしろいですよね！
岩田：はい、想像力をふくらませながら読めるので、非常に楽しめますよ。
山﨑：絵も細かなところまでこだわっていて、大人もまじまじと見ちゃうんですよ。
鉄崎：階ごとのお話がのってるんだね。なるほどー！絵もあたたかいね。
番外編：いずのペンギンさんちすごろく／いわいとしお
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岩田：もう一つ、おすすめがありまして。同じくいわいとしおさんが描いたすごろくです。なかなか旅行に行けませんが、伊豆の観光地をすごろくで巡ってみようというものです。
鉄崎：いいね、これ！伊豆のいろんな名所がのってますね。温泉、吊り橋、黒船、波勝崎の猿、西伊豆の夕陽も…！すごろくしながら伊豆を満喫できるね。
まだまだおうち時間が続きそうですから、ぜひ家で本を読んでほしいですね。
岩田：楽しい本がそろっていますので、ぜひ読んでほしいです！
※画像は谷島屋ららぽーと沼津店にご提供いただきました。
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