つま恋リゾートの田中さん「どら茶漬け」で最優秀賞 HMI料理コンクール
浜松市中区のホテルでこのほど、「第5回HMI料理コンクール」が開かれ、「温製デザート部門」は、つま恋リゾート彩の郷(掛川市)の田中洋行さんが考案した「どら茶漬け」が最優秀賞に輝いた。
テーマは「インスタ映え」「おどろきの逸品」「お客様を呼ぶ」。92件の応募から書類審査を通過した30件(当日参加は27人)の料理を考案したシェフが腕を競った。味のほか、見た目の美しさにもこだわった料理が並び、実際に商品化できる料理を審査の対象とした。
どら茶漬けは、考案者の田中さんは体調不良で欠席したが、同僚が抹茶味の汁粉をモンブランやどら焼きの皮にかけるスイーツをつくった。
このほか、県勢では「料理・製パン部門」で、グランドホテル浜松(中区)の西鍋莉奈さん(24)の「煙突デニッシュ」が優秀賞に選ばれた。煙突のように縦に並べた5本のデニッシュの中には、カスタードやチョコ、抹茶、アイスクリームのほか、演出用のドライアイスを入れて煙に見立てた。西鍋さんは「来年は一番上(の賞)を目指し、日々精進したい」と語った。
その他の受賞者は次の通り(丸数字は順位)。
料理・製パン部門 最優秀賞 藤原直希(調布クレストンホテル)③若森直樹(ホテルクラウンパレス浜松)▽温製デザート部門 優秀賞 岩村聖彦(ザ・クラウンパレス新阪急高知)③佐藤嶺(ホテルクラウンパレス浜松)
(浜松総局・大山雄一郎)