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テーマ : 静岡市

「オクシズ」復興へ 常葉大生が静岡市に義援金

 常葉大経営学部の学生が15日、台風15号による豪雨災害で被害を受けた静岡市葵区の中山間地「オクシズ」の復興支援として、5日の同大学園祭で行った募金活動の浄財5472円を市に寄付した。学生が市役所静岡庁舎を訪れ、前田誠彦葵区長に現金を手渡した。

募金で集めた寄付金を手渡す学生ら=静岡市役所静岡庁舎
募金で集めた寄付金を手渡す学生ら=静岡市役所静岡庁舎

 学生は市のオクシズ人口減少対策事業「Move To オクシズ」の参加メンバー。中山間地への移住者向けのパンフレットを作成するため、10月に葵区の清沢、大川地区を訪れた際、土砂崩れなどで被災した状況を目の当たりにした。「オクシズ復興のために何ができるか」と考え、募金を行った。
 学園祭では募金に加え、葵区のきよさわ里の駅で扱う商品「清沢式ぶっかけレモン」30個も販売したという。
 同大3年の佐野功汰さん(20)は「活動が少しでもオクシズの復興につながればうれしい」と話した。
 前田区長は「中山間地が疲弊すると都市部にも影響が出る。若い力が関わってくれることはとてもありがたい」と感謝した。

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