
東京都内の小学校で児童ら11人が負傷した火災。
静岡県内の消防機関や教育機関も「他人事ではない」と、学校施設の点検、安全管理の対策を急いでいます。
静岡市の小学校では消防による特別立入検査が行われました。検査では、消火栓や防火シャッターなどの防火設備が適切に管理され、万が一、火災が起きた場合にすぐに使える状態かを確認しました。
<静岡市駿河消防署 金原尚志参事兼予防係長>
「消防設備については、きちんと整理整頓がされているかということと、有事の際に使いやすい環境にあるかどうかというところが非常に大切になってくる。学校の防火管理意識の向上に努めてまいりたい」
静岡市消防局は23日から7月中旬にかけて、管内115の小学校で検査を実施する予定です。
■裾野市の小学校で職員による緊急点検
<裾野市立東小学校 庄司勝彦校長>
「今回の火事は他人事ではありません。いつ本校で起きるかもわかりません」
<教員>
「あ、ここか。ここに1個ある」
一方、裾野市の小学校では職員自ら緊急点検を行いました。
向かったのは、校舎4階にある音楽室。
<東小学校 庄司校長>
「ここ(音楽準備室)が通れるから。逃げようと思えば、そこ(音楽室入口)が塞がっても」
校舎の端にある教室では、特に、児童が避難するルートを複数確保できるのかを確認します。
<東小学校 庄司校長>
「あとはそこも、そっちに出られるように」
<教員>
「そうですね、大太鼓とかがあったら」
<東小学校 庄司校長>
「塞いじゃってたらまずいから。でも塞がっちゃって無理なら、そのまま第2音楽室の方へ。通り道に物を置いてしまってある。倒れたら塞がって行けなくなる。もう少し整頓しないと」
<金原一隆記者>
「ひさしのことは子どもたちは気にして?」
<教員>
「実際にニュースで見たと思う」
<金原一隆記者>
「窓の外にひさしがあるかと?」
<教員>
「ここにはひさしがないよねって」
■出入口が1つしかない特別教室の課題
小学校では校舎の端に大きな特別教室があることが多く、東小学校も低学年用の「図書室」には出入口が1つしかありません。
<東小学校 庄司校長>
「ここは仕方ないかな、口をふさいで、低くなって。もうここしか、ここからしか(出られない)」
避難時の大きな課題が浮き彫りになりました。
<東小学校 庄司校長>
「職員の中で、どうすれば子どもの命を守れるか、こうなった時にはこうしよう、ここにこういう道具があるから使える、そういうところのイメージの幅を広げないと子どもの命を助けられない」
<点検に参加した教員>
「他人事ではなく、我々もそういうことが起きる可能性があるんだなと意識しながら生活していきたいし、子どもたちにもしっかり伝えていきたい」










































































