「水道事業の責任は市にある」水道事業の統合めぐり市と組合が対立 組合が改修工事をめぐる要望書を提出=静岡・伊豆の国市

「韮山第一簡易水道組合」が静岡県伊豆の国市と合意した水道事業の統合について、市に要望書を提出し、統合に向けた動きが滞る事態が起きています。

<伊豆の国市 山下正行市長>
「できるだけ早く円滑に統合ができるよう努力していきたいと思っております」

伊豆の国市の山下市長が定例会見で言及したのは、「水道事業」の統合が滞っている問題です。

韮山第一簡易水道組合は市内で約2500人に水を供給しています。

組合は2025年、老朽化した施設の改修費2億4000万円を市と折半したうえで、施設を改修し、その後、水道事業を市に統合することで市と合意していました。

■「水道事業の責任は市にある」改修工事を行わずに引き継ぎ求める組合側と市で意見が対立

しかし組合側はその後「水道事業の責任は市にある」などとして、5月10日、改修工事を行わずに市へ引き継ぐよう求める要望書を市に提出。

これに対し市は、要望を受け入れることはできないと回答し、水道事業の統合が難航しています。

こうした中、山下市長は6月12日の定例会見で、災害などに備え早期の水道事業統合が必要との認識を示し、組合に対して協議の席に着くよう求めていきたいと話しました。

一方、組合執行部の顧問は、SBSの取材に対して「市が本来の責任を放棄し、法的に誤った対応を続けている」と主張しています。

韮山第一簡易水道組合をめぐっては、組合執行部と組合員の一部との間で意見の対立が生じていて、組合員の有志でつくる会の代表は、「組合執行部に対して、今後全組合員を対象とした臨時総会の開催と組合長をはじめとした現執行部の退任を求める」としていて、水道事業統合の行方は不透明なままです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1