
大阪市で消防隊員2人が死亡したビル火災を受けて、8月21日に静岡県富士市の複数のテナントが入るビルで、消防が臨時に立ち入り検査を行いました。
<消防職員>
「火災の際は、こちらを強く押していただくと館内のベルが鳴って建物内にいる人が火災を認識できるので強く押して下さい」
この立ち入り検査は、大阪のビル火災を受けて富士市消防本部が実施しました。21日は、職員5人が富士駅前の商店街にあるビルを訪れ、消防用の設備や避難経路、避難訓練の実施状況などを確認をしていきました。
<富士市消防本部予防課 田中啓之消防司令>
「防火戸の前に物品、ビール瓶、ビールケースなどを置いてあるケースがありますので、避難口の維持管理をしていただけるとありがたい」
静岡県富士市消防本部では、今後も立ち入り検査を実施し、地域全体で防火に対する意識を高めていきたいとしています。