
2026年の政治、経済を展望する「どうなる2026」。2回目となる1月6日は、物価高対策やリニア中央新幹線問題などにどう向き合うのか、鈴木康友知事に聞きました。

物価高対策:カギは「円安是正」と「金利」
Q. やはりこの物価高で県民苦しい状態続いています。対策として現状ではどういうものが有効と考えていますか?
<静岡県 鈴木康友知事>
「今の政権でも物価高対策はやっていますけど、まずは過度な円安を是正してもらうことが大事ですし、これからは必ず『金利がある時代』になりますので。経済というのは生き物ですので、常にそこを数字や状況を見ながら経営判断していかないといけない」
多文化共生:「国の役割」明確化を提言
県内経済を支える外国人材が増える中、多文化共生をどう推進するのか。
Q. 外国人の受け入れ政策について、これは知事が力を入れている分野の1つだと思うが、現状どう考えている?
<鈴木知事>
「これから外国の人たちは必ず増えていくんですね。国の役割、自治体の役割、あるいは企業の役割、国民の役割みたいなものを定めた『基本法』をまずちゃんとつくりなさい、つくったらそれをちゃんとやる専門の組織を内閣府のもとにつくりなさいと。
これを20年以上前から私は国に提言していることですので、これをぜひやっていただきたいなと。その上で法を犯す外国人に対しては厳しく対処する。本末転倒してはだめです」
リニア問題:焦点は「補償」の文書化

長引くリニア問題。2024年、県の専門部会で水資源に関する対話は終了し、焦点は「補償の在り方」へと移っています。
Q. 水資源について知事は補償の請求期限とか限度を定めないことを求めていますが、改めて補償内容の在り方は?
<鈴木知事>
「補償の期限は設けない。『いつまで補償するけど、その先は知りません』ということにはしない。で、補償の限度を設けないこと。それから因果関係の立証は県や流域の市町に求めないと。
これはJR東海は納得しています。これをしっかり文書化して、将来にずっと残せるようにしていくと。今その段階に来ている」
2026年の抱負を漢字1文字にすると?

最後に、2026年の抱負を漢字1字で求められた鈴木知事。選んだのは、2025年の世相を表す漢字でもあった「熊」でした。しかし、その解釈はユニークなものでした。
<鈴木知事>
「『熊』を分解すると、『能(能力)』のもと、これは『れんが(灬)』といって、火を表す部首。これは燃え盛る炎だとか、勢いだとか、スピード感みたいなのを表しているわけです」
「『能力』を最大限発揮して、この火のように勢いを持ってスピード感を持って県政を進めていきますよという意気込みをここに託したのと、これ(『能』と『火』が)離れていますね、『熊の被害は抑えますよ』と」
2025年の象徴だった漢字を分解し、「能力発揮」と「スピード感」への決意、さらにクマ被害対策への思いまで込めた鈴木知事。実行力を重視する知事の姿勢が色濃く出たインタビューとなりました。








































































