
国際電話を悪用した特殊詐欺被害を防ごうと、警察などが静岡県の焼津市役所で国際電話の利用休止を呼びかけるキャンペーンを行っています。
焼津市役所で行なわれているのは、警察と市、焼津地区防犯協会が連携する特殊詐欺被害防止のキャンペーンです。
静岡県警によりますと、2025年に入ってから7月末までに県内の特殊詐欺による被害は257件、約14億円にのぼり、中でも国際電話を悪用した手口が多く確認されているということです。
キャンペーンでは、国際電話の利用をやめることで、そもそも犯人からの電話に出ないのが最も有効な対策だと呼びかけました。
<焼津警察署 木内義雄生活安全課長>
「特殊詐欺の電話は海外からの電話が主になるので、根元をシャットダウンすることが一番の対策なのかなと思っています」
また、固定電話での国際電話利用休止を申請できるブースも設置され、申し込んだ人(各日先着20人)には先着で記念品がもらえます。
キャンペーンは8月15日まで実施するということです。