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新年こそ、油断禁物!昨年の特殊詐欺被害と今後の対策

「110番の日・気をつけたい特殊詐欺」について、静岡市清水区を中心に活動している防犯落語家・講演講師・行政書士の にか奴亭三助さんに、「鉄崎幹人のWASABI」パーソナリティの鉄崎幹人、SBSアナウンサーの堀葵衣がお話をうかがいました。
※1月10日にSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」で放送したものを編集しています。

2022年の被害件数と被害総額

鉄崎:1月10日といえば110番の日。「特殊詐欺」の被害を減らすべく日々活動されている中で、ここ最近の静岡県内の状況はいかがですか?

三助:静岡県警が発表した昨年の統計によると特殊詐欺被害は減っていません。昨年の被害件数は417件、被害総額は9億円を突破してしまいました。一昨年に比べると約50件増え、被害総額も約1億5千万円増加。毎日発生しているということになります。この金額が暴力団、暴力団関係者などに資金として流れているのが現状なので今も対策を練っています。

今年こそ被害を減らすために

堀:ちなみに新年のタイミングでは、どのような特殊詐欺に気をつけたらいいですか?

三助:年替わり、年度替わりは、様々な手続きを焦らせて、判断を狂わせる手法が考えられます。正月すぎは毎年被害が増えるので特に注意が必要です。

被害者は、65歳以上の人が約80%を占め、ご高齢の方は狙われやすいので、とにかく気をつけてくださいね。

鉄崎:マイナンバーカードなどの切り替えのタイミングも要注意ですよ。

堀:改めて特殊詐欺の被害者にならないためにどのように気をつけて生活したらいいのかアドバイスをお願いします。

三助:「キャッシュカード」「還付金の話」「お金が戻る」というようなお金に関わる話があったら必ず周りに相談、警察に連絡をしてください。”一人で判断しない””一人で行動しない”というのがポイントです。「誰かに相談してはいけませんよ」なんて言われたら間違いなく特殊詐欺ですので、心に秘め、念頭に置いてください。

鉄崎:わかっているつもりでも特殊詐欺は減っていないので、常に言い続け、呼びかけていきましょう。
​今回お話をうかがったのは……にか奴亭三助さん
本名:渡邉晃人。静岡市清水区在住、63歳。静岡県警の職員時代は長年にわたり捜査2課・組織犯罪対策課の刑事として贈収賄、詐欺、選挙、暴力団事件などを担当。定年退職後、高校時代から続ける趣味の落語を生かし、なかなか減らない詐欺被害を減らすべく、落語を通じて県民に啓発・啓蒙・講演活動に尽力。また『行政書士AKITO21法務相談事務所』を立ち上げ、落語家行政書士、さらに日本刑事技術協会登録講師としても活動中。

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