
相次ぐ特殊詐欺の被害を防ごうと静岡県警の清水警察署はプロジェクトチームを組んで対応を進めています。5月22日、新たなメンバーの指名式が開かれ、さっそく、高齢者の家を訪問しました。
プロジェクトチームのメンバーに指名されたのは、清水警察署の20代から50代の警察官、合わせて6人です。特殊詐欺の被害を防ごうと清水警察署では、署長直轄のチームを3年前から結成していて、静岡市清水区内の高齢者が住む家を訪ね、被害の入り口となる電話対策などを進めています。
22日は高齢者の自宅でナンバーディスプレイの設定など基本的な対策に取り組みました。2024年の清水署管内の特殊詐欺の発生件数は、静岡県内の警察署の中で最も多く、2025年も2024年を上回るペースで5月18日までに8件、約1600万円の被害が確認されていることから、プロジェクトチームは詐欺防止の対策を加速させていきたい考えです。