
環境省が6月末に発表した「水質が特に良好な水浴場」。最高評価の全国11か所のうち、5か所が静岡県沼津市のビーチでした。その水質には日本一の山の恵みが関係しているようです。
沼津市の「らららサンビーチ」は伊豆半島の西海岸では珍しい貝などが混ざった白い砂浜が魅力です。21日までの3連休は天候にも恵まれ、海水浴や磯遊びをしに訪れた客が例年の約1.5倍に。多い日は1000人を超えました。
<海水浴客>
Q.何してる?
「魚探してる」
Q.お兄ちゃん、海はどう?
「楽しいです」
<海水浴客>
Q.海の水はどう?
「おいしい」
Q.おいしい?
「しょっぱい」
<東部総局 竹川知佳記者>
「こちらの海水浴場は水質も自慢です。海の中に入ってみると、足がくっきり見えるほどの透明度です」

6月末、環境省が発表した全国11か所の「水質が特に良好な水浴場」です。静岡県沼津市から沖縄県の恩納村よりも多い5か所が選ばれました。沼津市によりますと富士山の湧水が流れ込んでいることが要因の1つとみられています。
<らららサンビーチ 小林佑介さん>
「問い合わせの中でも水質の件に関することも多いので、気にしている人が多いと思う。この波に乗って皆さまにひと夏の思い出を作ってもらえれば」
らららサンビーチは8月31日まで開かれています。