「空襲で亡くなった人の代わりに伝えていく」静岡空襲から80年 犠牲者を弔う集会 静岡平和資料センター

多くの犠牲者が出た「静岡空襲」から2025年で80年です。静岡市では6月15日、戦争の悲惨さを忘れないようにと犠牲者を弔う集会が開かれました。

「黙とう」

静岡市葵区の静岡平和資料センターで開かれた集会は、静岡空襲のあった6月に毎年、開催されています。15日は、20人ほどが集まり、犠牲者を悼み黙とうや献花などが行われました。

また、実際に空襲を経験した人たちの体験談がビデオ上映され、参加者は真剣に耳を傾けていました。

<静岡平和資料センター 浅見幸也顧問>
「(空襲で)亡くなった方は何も伝えることが出来ない。自分で語れないから、私たちが代わりに受け止めて、そして知らない世代に伝えていくという大事な時間だと思います」

静岡平和資料センターでは、この集会を2026年以降も続けてきたいとしています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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