
子どもたちを夏の厳しい暑さから守るため、静岡県藤枝市の小学校に冷凍庫が設置されました。首用のクールバンドやタオルなどを冷やすためで、2025年は冷凍庫を置く時期を早めました。
<社会部 大西晴季記者>
「藤枝市内の小学校です。この小学校には先月下旬から、2台の冷凍庫が設置されています」
藤枝市は2024年夏の時期から登校、下校時の熱中症対策として、市内すべての小学校に冷凍庫を設置しています。
稲葉小学校では、子どもたちが身に付けてきた首用のクールバンドやタオルなどを個別の袋に入れて回収し、冷凍庫で冷やします。そして、下校する前に返却し、帰り道の暑さから子どもたちを守ります。
<児童>
「冷たいし、カチカチで気持ちいい」
Q. これを逆に付けないとどうか?
「暑すぎて、もう帰り道がグダグダになっちゃう。気持ち良くて、落ち着きます」
<稲葉小学校3年1組担任 越間夏美教諭>
「保護者も去年、(冷凍)ストッカーあるよって。去年(通知を)出したら皆さん準備してくださったりしてとても心強いなと思う」
2025年は、早い時期からの暑さに対応できるよう、2024年よりも設置する日を早めました。
<藤枝市教育政策課 巣山茉莉係長>
「ぜひ有効的に使っていただけたらなと思う。熱中症にならないことが第一なので、元気にこの夏を乗り切ってほしい」
冷凍庫は、9月末まで活用されます。