「もう年々、暑くなっています」過酷な建築現場で進む熱中症対策 AIカメラの分析で健康状態を確認

■静岡県内では多くの地点で夏日に

5月25日、沖縄県八重山地方に全国で2026年初の「熱中症警戒アラート」が出される中、静岡県内でも気温が上昇し、6月中旬から下旬並みの季節先取りの暑さとなりました。県内では2026年初めて熱中症の重傷者が確認されています。


「静岡市駿河区の幼稚園です。気温が上昇する中、園児たちがスプリンクラーの水を使って涼んでいます」

25日の県内は、高気圧に覆われ日差しが届き、静岡市駿河区の最高気温は26.7℃と4日ぶりの夏日に。

そのほか浜松市の佐久間で28.4℃、天竜と川根本町で27.9℃など、多くの地点で6月中旬から下旬並みの季節先取りの暑さとなりました。

■建築現場の暑さ対策 AIカメラ「カオカラ」を導入

暑さ対策は建築現場でも取られています。静岡市葵区にある団地の建築現場では、照り付ける日差しの中、4階部分の床の基礎工事が行われました。

作業員は「もう年々、暑くなっています」と現場の状況を語ります。

<木内建設工事課 鈴木隆平課長>
「工事現場では素肌を露出して仕事すると危険なので。ですが暑くなってしまうので、代わりに背中にファンのついた服を使って少し体を冷やして仕事をしています」

こちらの現場を担当する木内建設は、大型連休明けから熱中症対策に気を配っています。

熱中症のリスクを判定するAIカメラ「カオカラ」です。

木内建設では2026年から全ての現場で導入していて、顔色などから熱中症のリスクを4段階で分析し、健康状態を確認することができます。

■自販機の商品を半額に 積極的な水分補給をサポート

会社のサポートは、水分補給の面でも行われています。現場に設置している自動販売機は、水やスポーツドリンク、お茶などが半額の値段に設定されています。

<作業員>
「やっぱこの時期になれば値段を下げてくれて、スポーツドリンクも70円。助かってますよ」

会社が負担して価格を抑えることで、財布を気にせず積極的に水分を補給できます。

<木内建設工事課 鈴木課長>
「これからもっともっと暑くなっていくので、自分たちで熱中症対策をより強化してやっていければいい」

本格的な夏はこれから。厳しい暑さを乗り切るため、万全の備えと効果的な対策が求められそうです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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