
静岡県内では17日も気温が上昇し、夏日の一歩手前となったところもありました。暑さに慣れていないいまの時期から気を付けたいのが熱中症です。心がけるべき対策を医師に聞きました。
<大西晴季記者>
「静岡市駿河区の森下公園です。こちらでは既にツツジが満開を迎えています。きょうはすっきりとした青空が広がっており、風が止むと少し暑いくらいの天気です」
17日の県内の最高気温は、川根本町で24.1℃、浜松市天竜区佐久間で24.0℃と、山間部を中心に気温が上がりました。
<街の人>
「すごく暖かい通り越して暑くなった。やはり頭が暑くなるので、(子どもに帽子を)被ってもらいたくて被っています。夏になったら外に出て遊べなくなるので、今のうちに外で遊んでおこう」
気象庁は、最高気温が40℃以上の日を表す名称を「酷暑日」に決定したと17日に発表しました。2026年の夏も厳しい暑さが予想されますが、いま、この時期に意識したいのが「春の熱中症」です。
4月・5月の落とし穴 体温調節が追いつかないリスク
<静岡済生会総合病院 小柴真一救命救急センター長>
「夏の熱中症は、毎日暑いので暑さに段々慣れてくると思うが、4月・5月は暑い日も少なく慣れていないので、急に暑くなった日、湿度が高い日に熱中症になってしまう」
静岡済生会総合病院の小柴センター長は、対策として「暑熱順化」がカギになるといいます。
<静岡済生会総合病院 小柴救命救急センター長>
「暑熱順化は言葉の通り暑さに慣れること。推奨されるのは、涼しい日に1日30分くらい運動して、段々ゆっくり暑さに慣れていくことが暑熱順化につながる」
ドラッグストアでは熱中症コーナーを前倒し
県内のドラッグストアでは、2025年より早く準備を進める店もあります。
<大西晴季記者>
「こちらの店では、レジの目の前に大きく熱中症対策のコーナーが設置されています」
例年のこの時期、この場所には花粉症対策の商品を並べていましたが、2026年は4月の初めから熱中症対策のコーナーにしました。
<杏林堂薬局静岡山崎店 反町優奈さん>
「ことし注目しているのが、『アイススラリー』」
Q:『アイススラリー』とは?
「味はスポーツドリンクだが、凍らせて飲むタイプの物。凍らせると中身がシャーベット状になって塩分や電解質の補給のほか、体の中から冷やす、熱中症対策のもの」
「アイススラリー」は2025年に登場し、2026年はすでに箱買いする人もいるということです。店側は高まる需要に応えたい考えです。
<杏林堂薬局静岡山崎店 反町さん>
「お客様になるべく健康に過ごしていただきたいので、熱中症対策グッズを取り入れていただいて、元気に過ごしていただきたいと思っている」
22日から「警戒アラート」運用開始 藤枝市は「涼みどころ」開設
4月22日からは「熱中症警戒アラート」の運用が始まります。これにあわせ、藤枝市では、市民が暑さをしのげる「涼みどころ」を開設します。
会場となるのは市役所や郵便局、ドラッグストアなど市内89の施設です。
静岡済生会総合病院の小柴センター長は「小さな子どもや高齢者は、自分で症状に気付きにくいため、保護者や周りの人が気にかけて、汗だくになっていたら涼しい場所に連れて行くなど、地域全体で支え合うことが大切」と話していました。










































































