「30分仕事して5分~10分休まないと熱中症になっちゃう」屋外で働く人熱中症対策に余念なし 6月なのに4日連続で30℃超え【静岡】

静岡県内は6月18日も晴れて気温が上昇し、静岡や浜松などでは4日連続で30℃を超える真夏日となりました。強い日差しや蒸し暑さの中、屋外で作業をする人たちは熱中症を防ぐ対策に余念がありません。

静岡県内は、夏の太平洋高気圧に広く覆われていて、18日も午前中から多くの地点で30℃を超える真夏日となりました。最高気温は、浜松市天竜区佐久間で36℃と猛暑日になったほか、浜松で33℃、静岡市清水区で32.7℃を観測しました。

<東部総局 金原一隆記者>
「きのうに続き、きょうも大変よく晴れました。伊豆の国市、お昼過ぎの気温は32℃を超えています。この炎天下の中で、草刈りの作業が進められています」

静岡県伊豆の国市では、午前8時すぎからシルバー人材センターの会員が道路沿いの植え込みなどで草刈り作業にあたりました。

<伊豆の国市シルバー人材センター 内田武さん>
Q. 長袖、長ズボン、全身防護で大変じゃないか?
「暑いけど、我々は安全を考えて、長袖が普通。ここにファンがついてて、ここから風が出てくる。これを全員着用しているから、それで暑さをしのぐ」

草刈りをしていた全員が風を送るファンを内蔵した作業服を着ていました。また、冷却グッズや冷却スプレーで首筋を冷やす人もいました。

<内田さん>
「だいたい30分くらい仕事をすると、5分から10分ちょっと休んで。そうしないとこの炎天下、熱中症になっちゃう」

静岡県内では18日、計15人が熱中症、または熱中症の疑いで救急車で病院に運ばれました。このうち12人が高齢者でした。

<内田さん>
Q. 熱中症にならないように心掛けていることは何か?
「睡眠を十分にとって、水分をとって、冷却グッズを活用して、自分が暑いなと思ったらその場で休んでもらう。他の人たちが仕事してても休んでもらう。それが一番大事」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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