熱海港沖で旅客船が岩場に乗り上げる事故 防波堤灯台から1.1キロ離れた海上 乗組員と乗客合計7人にけがなし=静岡

静岡県の熱海沖で旅客船が岩場に乗り上げる事故がありました。けが人はいませんでした。

5月16日午前10時半頃、静岡県熱海市の熱海港の外で旅客船が「岩場に乗り上げた」と、下田海上保安部に通報がありました。事故があったのは、熱海港防波堤灯台から南南東に約1.1キロメートル離れた海上です。

乗り上げた船は全長約12メートル、総トン数19トンの熱海遊覧船「SANREMO(サンレモ)」という名前の旅客船でした。事故当時、船には乗組員3人と乗客4人が乗っていました。乗客は別の旅客船で港まで搬送されたということです。

乗組員と乗客にけがはなく、船からの油漏れや浸水もなかったとのことです。下田海上保安部は現在、船体の損傷状況や事故の原因について詳しく調査を進めています。船は自力での航行が可能だということです。

事故のあった海域の天候は曇りで、風は南東から毎秒2メートル、波の高さは0.5メートルだったそうです。

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