
クイーン・エリザベスは全長294メートルの紺色を基調とした船体で、初寄港した昨年に続く入港。下船した乗客はバスやタクシーなどで周辺観光に出かけた。見学に訪れた人には運航会社のオリジナルポストカードが配布された。
静岡市は本年度から観光案内機能を強化。これまでの通訳ボランティアに加え、岸壁に設けた案内所に市の委託を受けた旅行会社の担当者が常駐し、近郊の観光プランを英語で提案した。市の担当者は「最近はバスツアーなどを申し込まないフリーの乗船客も多い。地元に寄港による経済波及効果を生み出していきたい」と話した。