
港内には2020年からミナミバンドウイルカがすみ着いていて、この日も袖師埠頭(ふとう)付近で出現。船の間近を並走するように3頭そろって背びれを出しながら泳ぐと、乗客から歓声が上がった。
家族3人で乗船した会社員貴家伸尋さん(51)=静岡市清水区=は「自然のイルカはなかなか見られないと思うので幸運だった。また乗りたい」と話した。清水港クルーズの担当者によると、今春生まれたとみられる赤ちゃんイルカも目撃されているという。
ウオッチングクルーズは定期便の第1便(午前11時半出港)より早い同9時45分に出港し、港内を通常より20分長い約1時間かけて巡る。詳細・予約は同社ホームページへ。