
伊豆半島の名産品「ところてん」の原料となるテングサの漁が5月13日、静岡県下田市須崎地区で解禁されました。
静岡県内のテングサは伊豆半島の沿岸だけで生産されていて、下田市須崎地区では13日、潜らずに陸に近いテングサだけを収穫する「岡取り」が解禁になりました。須崎半島南端の海岸では、地元の漁業者2人が海中をのぞきながらテングサを収穫しました。
初日は午前9時から正午まで漁が行われ、水揚げ量は約1000キロ。港ではさっそく天日干しされました。
<検量をした漁協職員>
「(漁の解禁について)今年初なので、はかりにかける人も少ないですし、何とも言えないですが、草の質を見る限りは、例年よりもいいぐらいの感じかなと思います」
漁は7月まで続き、5月14日以降、潜水してテングサを収穫する「潜り漁」も解禁されます。