下田に"日本一"のひな壇飾り 118段に400体 4月6日まで

ひな壇飾りを整える高校生=下田市の天神神社 「日本一の段数」をうたう118段のひな壇飾りの展示が23日、下田市の蓮台寺地区で始まった。同日開幕した「蓮台寺しだれ桃の里まつり」(実行委員会主催)の一環で、4月6日まで(雨天中止)。
 伊豆半島南部の賀茂地区では、東伊豆町にも同じ段数のひな壇が設置され(今季は終了)、毎春それぞれで〝日本一〟を楽しめる。蓮台寺地区の天神神社には約400体が並び、初日は近隣の下田高生徒と地域住民約30人が鳥居から境内までの階段を飾り付けた。
 同校の生徒は部活動ごとに設置に協力する。女子バスケットボール部2年の田中沙宮良さんは「下から見上げた際の迫力をぜひ楽しんでほしい」と声を弾ませた。設置は午前9時半から午後3時半まで。
 市観光協会によると、地域内に植えられたシダレモモ約450本は3月末ごろに見頃を迎える見込み。天神神社には国指定重要文化財の大日如来座像が祭られ、吉田松陰が身を寄せたと伝わる県指定史跡の「吉田松陰寓寄処」も地区内には立地する。

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