「おいしくて香りもすごくいい」ニューサマーオレンジを東京などへ初出荷 伊豆半島の初夏の味覚=静岡

伊豆半島・初夏の味覚「ニューサマーオレンジ」の収穫が最盛期を迎え、4月16日、東京などへ初出荷されました。

静岡県東伊豆町の白鳥農園で収穫されているのは、鮮やかな黄色に輝くニューサマーオレンジです。この農園では毎年、20トン以上の収穫量があり、2025年も例年通りを見込んでいます。

<白鳥農園 白鳥岳寿さん>
「この品種は手が掛かるから、収穫の時の喜びもひとしお。おいしくて、色もレモンみたいな色で、変わってて、香りもすごくいいもので、ぜひ消費者の皆さんに喜んでもらいたい」

東伊豆町と河津町で4月15日までに収穫されたニューサマーオレンジは、共選場に持ち込まれました。人の目と機械によって、色や形、大きさが選別され、約2.6トンのニューサマーオレンジが箱詰めされました。

<東伊豆営農経済センター 鈴木進也主任>
Q.今年の収穫量は?
「(2024年の)夏の暑さで、なかなか玉伸びしないということもあったが、山地の高齢化や木の老木が増えているということで、収穫量が年々落ちているのが現状」

2024年の出荷量は107トンでしたが、2025年は80トン程度に減る見込みです。

出荷されたニューサマーオレンジは、4月17日、東京や神奈川、静岡県東部のスーパーの店頭に並ぶということです。

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