「食べやすい味で果実の傷も少なく」甘夏の初出荷 適度な寒さで良い仕上がりに…ほぼ昨年並み2.4トン箱詰め=静岡

静岡県河津町で4月9日、地元で収穫された甘夏の初出荷が行われました。

河津町の共選場に持ち込まれたのは、河津町と東伊豆町で収穫された甘夏です。甘夏は人の目と機械によって、色や形、大きさが選別され、ほぼ前年並みの約2.4トンが箱詰めされました。2025年は酸味が低く、食べやすいということです。

<JAふじ伊豆第一共選場 浅沼竜一センター長>
「(これまでは暖冬が多く)甘夏の皮の方に影響が出ていたんですけど、今年は逆に寒かったもので、甘夏らしい仕上がりになっております」

甘夏は、静岡県東部や神奈川県内の青果市場に運ばれたのち、スーパーなどで販売されます。

一方、静岡市駿河区では4月9日、新茶の初摘みが行われました。地元の茶農家らが、早生品種の「近藤早生」の新芽を丁寧に摘み取っていきました。「近藤早生」は、主力品種の「やぶきた」より10日ほど早く収穫でき、花のような甘い香りが特徴です。

<茶摘みに参加した人>
「今年は上等。上出来」

<松川茶園 松川洋平さん>
「鹿児島にも負けない良いお茶がたくさんある。ぜひ多くの人に静岡茶、新茶を飲んでもらいたい」

収穫した新芽は、製茶したのち、4月11日から販売する予定です。

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