「直前のこと覚えていない」持病で運転困難な状況で車運転し大型トラックと衝突 危険運転傷害疑い 66歳男性書類送検=静岡県警

2025年1月、静岡県湖西市で、病気の影響により運転が困難な状況で乗用車を運転して大型トラックと衝突して運転手にけがをさせたとして、警察は5月8日、危険運転傷害の疑いで湖西市に住む66歳の男性を書類送検しました。

静岡地方検察庁浜松支部に書類送致されたのは、湖西市に住むパート従業員の男性(66)です。警察によりますと、男性は、1月29日昼頃、湖西市坊瀬の市道で乗用車を運転中、持病の影響により意識を失って車を対向車線にはみ出させ、交差点で信号待ちで停止していた大型トラックに正面衝突し、大型トラックを運転していた40代の女性に首などを痛める軽傷を負わせた疑いが持たれています。

警察は、男性の言動や現場の状況から、意識を失ったのは糖尿病の治療による低血糖が原因と見ています。

男性が事故により、あばら骨などを折る重傷を負い病院に運ばれ入院したことから、回復を待って任意で話を聞き、事故から3か月以上経って書類送検に至ったということです。

男性は、警察の調べに対し容疑を認め、「事故直前のことは覚えていない。運転できると思って運転した」などと話しているということです。

警察によりますと、男は持病によって体調を崩すことはこれまでにもあり、事故当日も外出先で運転前に体調を崩していたのにもかかわらず、車を運転したということです。

静岡県内では病気が起因する交通事故が発生していることから

警察は、健康に不安を感じる人や体調に異変を感じた人は、運転を控えるよう呼び掛けています。
 

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