
嶋田さんは作品について「友情がテーマ。見てくれる人が(漫画を通じて)仲良くなってくれるのがうれしい」と喜びを語り、「常設施設は全国的に少なく、沼津が自分を選んでくれて本当にうれしかった。みんなが来てくれるミュージアムにしていきたい」と意気込んだ。
集まったファンからは好きな超人の再登場や今後の展開について質問が上がったが「もしかしたら出てくるかもしれないが、先の展開は考えていない。面白ければそれで良い」と答え、会場の笑いを誘った。
施設は4月29日に1周年を迎え、これまでに10万人が来館。新たに人気キャラクター「キン肉マンソルジャー」の等身大フィギュアと巨大コミック本の展示も始めた。ミノワマンD・Zさんは「パワーアップしていく。2年目もぜひ来てほしい」と呼びかけた。
トークショー後には抽選でサイン入りTシャツを配布した。さいたま市から家族で訪れて当選した佐藤千夏さん(11)は「正義超人が諦めずに戦う姿を見て好きになった。嶋田さんの経験がキン肉マンを作っていると分かった」と笑顔を見せた。