「きさらぎ駅」続編映画 遠鉄が30日からラッピング列車運行

ラッピング列車のイメージ図(浜松市提供) 遠州鉄道(浜松市中央区)は30日から、同鉄道駅がモチーフとされる都市伝説の実写映画「きさらぎ駅」の続編が6月13日から全国公開されるのを記念し、作品の世界観をイメージしたラッピング列車を運行する。
 30日は午後0時24分西鹿島発新浜松行の上り列車から運行を開始。以降は遠鉄のホームページで運行予定を確認できる。同日は前作から続いてメガホンを取る永江二朗監督も西鹿島駅を訪れる。
 作品は「きさらぎ駅Re:」と題し、前作で異世界に閉じ込められていた「宮崎明日香」が主人公。俳優の本田望結さんが演じる。走行する列車内や市内各所が舞台になっている。
 きさらぎ駅はインターネット掲示板で2004年に書き込みが行われ、遠鉄さぎの宮駅を示しているのではないかと臆測を呼んだ。同鉄道・鉄道営業所の沢井孝光副所長は「当時は掲示板を見た人からの問い合わせ対応に追われた」と振り返る。ただ、「次第に遠鉄をアピールしてくれる人もいることに気づき、好機と受け止めるようになった。浜松の観光誘客につながれば」とも話し、新作のヒットを願った。

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