「大ピンチずかん」鈴木のりたけさんの絵本原画200点 藤枝市郷土博物館・文学館で”しごとば”展

鈴木のりたけさんの絵本原画が並ぶ展覧会=藤枝市郷土博物館・文学館 浜松市出身の絵本作家、鈴木のりたけさんの絵本原画展「鈴木のりたけの“しごとば”展」が6月1日まで、藤枝市郷土博物館・文学館で開かれている。デビュー作「ケチャップマン」(2008年出版)から今年4月に発売された最新作「大ピンチずかん3」まで、絵本30冊の原画約200点が並び、親子連れらを楽しませている。
 取材を通して、さまざまな職業の仕事場を緻密に描き出した「しごとば」シリーズ6冊の原画を中心に展示した。自身が経験した新幹線運転士とグラフィックデザイナーをはじめ、プロ野球選手、消防隊員など24種の職業の作品がそろう。館内の通路の壁とバナーを使いダイナミックに表現した「す~べりだい」の一場面や、東京スカイツリーの建設現場を描いた縦190センチ、横270センチのバナーは来場者の目を引く。
 展覧会は同文学館特別展として開催している。会期中の毎週土曜と4月29日、5月5日の祝日は、鈴木さんの絵本の読み聞かせ会が行われる。いずれも午前10時半~11時。参加無料。

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