劇団四季「ふたりのロッテ」が静岡に 原作は児童文学 大冒険とダンス、家族で楽しんで

「ふたりのロッテ」の公演場面=劇団四季提供(荒井健撮影) 劇団四季のファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」県内公演が5月にスタートする。10年ぶりの全国ツアーとなる同作をはじめとする「ファミリーミュージカル」は家族で見たい要素がたっぷり詰まっている。
 劇団四季ファミリーミュージカルは主に子どもの観劇機会創出を目的に1964年に始まった。上演作品には「命の大切さ」「愛と勇気の尊さ」「友情と連帯の喜び」などがテーマとして織り込まれている。1作目の「はだかの王様」(作・寺山修司、演出・浅利慶太)や「ガンバの大冒険」(1976年初演)、「ジャック・オー・ランド~ユーリと魔物の笛~」(2023年初演)など計37作のレパートリーを誇る。通常は入場できない3歳未満の小さな子どもでも観劇可能なのも特徴。
 「ふたりのロッテ」の初演は1971年で、ドイツ人作家エーリッヒ・ケストナーが49年に出版した児童文学が原作。ドイツとオーストリアの少女が夏休み中に集まる「子供の家」で出会ったうり二つの少女ロッテとルイーゼは、交流を深めるにつれて、自分たちが両親の離婚で離れ離れとなった双子の姉妹と気づく。もう一度父母と4人家族として一緒に暮らすために2人は一計を講じるが、という物語。家族の絆を取り戻そうとする2人の奮闘を、劇団四季ならではのダイナミックなダンスや音楽とともに楽しめる。
 全国公演中の同作には本県出身の役者、スタッフも携わっている。父のパルフィー氏役を務める俳優の一人鈴木涼太は静岡市の出身。同作の魅力について「俳優たちのエネルギーがキラキラと光り、目いっぱいに身体を使って舞台上で表現している」と話す。出演者に演技指導する「レジデント・ディレクター」で同市出身の荒木美保は「2人の大冒険の計画を一緒に楽しんでもらえたらうれしい。子どもたちの元気いっぱいのダンスにも注目を」と語った。
 県内公演は5月3、4両日に静岡市清水区のマリナート、8月8日に磐田市民文化会館で行われる。

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