わずか4時間で23件も「携帯が犯罪に」「未納料金がある」詐欺電話が多発中 静岡県民に警察が注意呼びかけ

4月12日、静岡県内では詐欺電話が多発しているとして県警が注意を呼び掛けています。

県警によりますと、12日、県内では午前9時から午後1時ごろまでの間に静岡市や、伊豆の国市など13市町で23件の詐欺電話を認知したということです。警察官や金融機関などをかたる人物からの電話で、いずれも詐欺と疑われる不審な電話があったとしています。

【詐欺電話の内容と件数】
<警察官をかたる電話>
「あなた名義の携帯電話番号が犯罪に使われている」「あなた名義の口座が詐欺グループの入金先に指定されている」などの内容で、伊豆の国市と牧之原市で各2件、下田市、沼津市、御殿場市、静岡市葵区、駿河区、焼津市、藤枝市、袋井市、磐田市、浜松市中央区で各1件の合わせて14件。

<通信事業者をかたる電話>
「未納料金がある」「手続きをしないと電話が使えなくなる」などの内容で、静岡市清水区で3件、小山町と菊川市で各1件の合わせて5件。

<金融機関をかたる電話>
「カードで高額な商品を買っているので請求書を送ったが未払い」との内容で浜松市中央区で1件。

<厚生労働省保険局をかたる電話>
「あなたの保険証が使われている」「高額な保険料なので、急いで止めたほうがいい」との内容で御殿場市と焼津市、袋井市で各1件の合わせて3件。

県警は「詐欺電話に出てしまわないよう常時留守番電話設定や防犯機能付き電話機の設置など各種電話機対策を実践しましょう」などと注意を呼びかけています。

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