沼津「我入道の渡し船」運航開始 狩野川の景色、ゆったり満喫

青空の下、今年の初運航となった渡し船を楽しむ乗客ら=沼津市 木造和船で沼津市の狩野川河口部を行き来する「我入道の渡し船」が20日、今年の運航を始めた。同市我入道から市中心部のあゆみ橋までの約2・5キロを片道約15分かけてゆったりと進み、乗客は船から狩野川周辺の景色を楽しんだ。
 同日は同市我入道東町の乗り場で祝賀式典が開かれ、地元の小学生から船頭に花束が渡された。船頭の川口正典さんは「事故のないように安全に楽しんでもらいたい」と意気込んだ。
 渡し船は沼津我入道漁協が市から指定管理を受けて運営する。運航は同日~5月31日、7月19~31日、9月13日~11月30日のいずれも土、日曜と祝日のみ。4月25日~5月6日は毎日運航する。
 同漁協は操船や乗客の乗り降りを補助する船頭を募集している。問い合わせは同漁協<電055(931)1395>へ。

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