静岡茶消費促進へ、浸して食べるビスコッティ販売 松坂屋静岡店、カフェと共同開発 25日まで

静岡茶に浸して食べる「しずおかビスコッティ」=静岡市葵区の松坂屋静岡店 静岡市葵区の松坂屋静岡店は25日まで、同区のカフェ「Soran」と共同開発した焼き菓子「しずおかビスコッティ」を限定販売する。新たなご当地土産として「静岡茶で食べる」をコンセプトに掲げ、緑茶などに浸す食べ方を打ち出し、茶の消費促進を図る。
 静岡茶の消費低迷に危機感を覚えたSoranの柴田宙見オーナー(66)と松坂屋静岡店が、イタリア発祥でコーヒーと一緒に賞味されるビスコッティに着目し開発を始めた。静岡県産素材使用と茶に合う味にこだわり、米粉にシラスとミカンを混ぜ込みオーブンで2度焼き上げた。緑茶や和紅茶、ほうじ茶に浸して食べることで、茶のさわやかな香りがほのかな甘みや塩味を引き立て、食感の違いも楽しめる。
 ビスコッティ3本とティーバッグ1袋のセット商品で税込み790円など。柴田オーナーは「新感覚の食べ方で静岡の茶文化を少しでも盛り上げたい」と話す。

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