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デジタル茶況(5月15日)一茶取引は終末ムード 静岡市中

 静岡茶市場と静岡市中の県産一茶取引は、遅場所の東部も終盤に差しかかり、終末ムードが日ごとに色濃くなっている。底値は500円近辺で下げ止まっており、同価格帯は荷足も早い。被覆物はやぶきた、品種物ともに一定の需要があり、1000円台後半の値が保たれている。
 藤枝 取引はなかった。一茶を終えた生産者は「後半は例年よりかなり低い価格帯になったが、品質は良かった」と振り返る。
 島田、金谷、川根 島田と金谷のほとんどの工場で一茶の生産が終了し、早場所では6月上旬に二茶の生産を始められるように準備が進められている。
 榛原、相良 牧之原市内の各保育園で急須を使った茶の入れ方を学ぶ「新茶の会」が開かれている。
 掛川、小笠 生産者は二茶に備え、茶園管理に励む。ある生産者は「収量が多く品質も悪くなかった」と一茶生産を振り返った。
 袋井、森 袋井では二茶に向け、茶園のならし作業や中刈り作業などが進められている。

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