テーマ : 台風15号(2022.9.23-24)

水害 静岡県被害額最多1951億円 22年台風15号影響

 国土交通省は22日、2022年の全国の洪水や津波、地滑りなどの水害による建物やインフラの被害額(暫定値)を計約6千億円と発表した。本県は都道府県別で最も多い1951億9800万円だった。
 静岡県は1961年の統計開始以来、最大の被害額となった。2022年9月の台風15号による被害が約1900億円で大半を占めた。このうち、住宅や農作物などの一般資産等被害額が約1630億円。台風15号で浸水や土砂災害の被害を受けた建物棟数の9割以上が本県で、9578棟に上った。
 22年を通じた全国の被害建物棟数は約2万2千棟、水害区域面積は約3万1千ヘクタールで、被害額は過去10年間で4番目の規模。都道府県別の2位は宮崎県で約610億円、3位は新潟県で約400億円だった。
 水害被害額は都道府県からの報告を基に算出する。津波や高潮も含むが、11年の東日本大震災の津波被害は対象外。

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