テーマ : 台風15号(2022.9.23-24)

科学研究の成果 小中生発表 静大の支援講座

 科学研究に取り組む子どもたちを支援する静岡大の講座「静岡STEAMフューチャースクール」はこのほど、本年度の探究活動発表会を静岡市駿河区の同大で開いた。小中学生約50人が自身でテーマを設定し、半年かけて行った研究の成果を他の受講生や保護者らに発表した。

科学研究の成果を発表する講座生(左)=静岡市駿河区の静岡大
科学研究の成果を発表する講座生(左)=静岡市駿河区の静岡大

 テーマは「サッカーボールのどこを蹴れば一番カーブするのか」「災害時により簡単に水を温める方法は」など素朴な疑問を題材にしたユニークなものばかり。静岡大付属静岡小6年の小泉尚志君は「探せ 身近にある石」と題して昨年9月の台風15号前後の安倍川にある石の大きさを比較した。台風直後は川の増水によって大きな石が増えたものの、徐々に元通りになったとの結果を得られ、「(安倍川に合流する)藁科川の石の特徴も調べたい」と抱負を語った。
 本年度は県内の小学4年生から中学3年生までが県内3会場で7月から月1、2回実施された講座を受講。同大教員や元小中学校教諭らが講師を務め、助言した。

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