
芹沢の収集品から、国外由来の約300点。特に目につくのは各国の仮面の数々。マリ、メキシコ、カナダ先住民など、人の顔や動物をかたどったマスク群は、人間の恐れや希求、死生観を雄弁に語る。企画展エリアの外では「旅の手帖から」と題した1970年のスケッチ集がとても美しい。48日間の西欧旅行で目にした風物を、水彩絵の具、墨、鉛筆で写し取っている。赤、緑、青の色彩が映える。知らない芹沢銈介がそこにいるようだ。(は)

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