LIFEライフ

アットエス編集部

【3/3まで】レトロかわいい昭和の世界!平成生まれの20代が「ちょっと昔の暮らし展」に行ってみた/掛川市二の丸美術館


掛川市二の丸美術館で2024年3月3日まで開催中の「ちょっと昔の暮らし展」。1950~60年代(昭和30年代~40年代)に発売されたさまざまな生活道具が展示されています。

ブラウン管テレビや黒電話、花柄の調理器具など、今はほとんど見かけなくなったものが逆に新しく感じるのか、若い人も多く訪れているのだそう。

そこで、アットエス編集部の平成っ子もプライベートで参戦!小学生の頃夢中になっていたのは“プロフ帳”やシール交換、たまごっち...。でも今は昭和歌謡や古着も大好き!そんな“平成生まれの昭和好き女子”の心が踊った、個人的推しポイントを紹介します。

家の中が花だらけ!? 花柄の調理家電


高度経済成長期を経て生活が豊かになり、モノをデザインで選ぶゆとりも生まれたことから作られるようになりました。そして1967(昭和42)年に発売された花柄の魔法瓶をきっかけに花柄が大流行。 以後、電化製品のみならずホーロー鍋、ガラスコップ、洋服や家具など、家中のあらゆるものに花柄が登場するようになりました。

花柄の流行は1980年代(昭和50年代後半)以降落ち着いたものの、昭和レトロブームの今、機能は進化させつつ当時のデザインを再現した復刻シリーズが販売されています。

パンが飛び出す!ポップアップ型トースター


今では高性能な製品が数多くそろうトースター。パンのほかクッキーなどお菓子作りにも使えるものやスチームが出るものなどさまざまなタイプがありますが、古くからある「ポップアップ型」と呼ばれるトースターにはどことなくレトロな雰囲気を感じます。

焼き上がったパンが飛び出すのが、一周回って斬新。何かが“飛び出す”家電製品って、最近はあまり見かけない気がしませんか?

ぬくもりが新鮮!木目調のテレビ



黒系の薄型テレビに慣れてしまった今、木目調のデザインがとても新鮮に感じます。どうしても無機質な印象になってしまう家電で木のぬくもりを実現できるなんて...今でも販売しているなら、欲しくなってしまいます。

パッケージのモチーフは洋皿。カップヌードル


パッケージデザインを担当したのは、1970(昭和45)年の大阪万博シンボルマークをデザインした大高猛(おおたか たけし)氏。日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏がデパートで見かけた、金の縁取りがあしらわれた洋皿がモチーフになっているのだそうです。

現在のパッケージにもある上下の帯状の図形(キャタピラ)は、2018(平成30)年に位置商標として登録されました。

ほかにも、昭和時代の掛川の街並みが分かる白黒写真や駄菓子屋ブース、過去・現在・未来を表した不思議な絵画作品など、世代を問わず楽しみながら昭和の世界を体感できる仕掛けがいろいろありました。




いよいよ2025年は“昭和100年”。過去になりつつ今と変わらない部分もある、そんな“ちょっと昔の”昭和時代を覗きに足を運んでみては。

掛川市二の丸美術館「ちょっと昔の暮らし展」開催情報はこちら>>>

(文・写真:アットエス編集部 花島瑞希)

グルメやレジャーなどのおでかけ情報や暮らしに役立つ情報、旬なトピックなどをご紹介。最新のアクセスデータをもとにしたランキング記事は必見です。公式X(旧Twitter)Instagramもあわせてどうぞ!

あなたにおすすめの記事

RANKING