
常葉大サッカー部からJリーガー5人誕生!清水桜が丘高出身の古長谷千博はロアッソ熊本、前田翔茉は藤枝MYFCに!
(写真右から)中島佳太郎、金賢祐、古長谷千博、前田翔茉、高瀬生聖
常葉大サッカー部は20日、来季のJリーグクラブ入団が内定した5選手の会見を開きました。かつてジュビロ磐田や清水エスパルスでプレーした山西尊裕監督は「彼らは4年間、学生として、サッカーだけでなくいろいろなことに真剣に取り組んできた。4年間の財産を生かしてほしい」と5人にエールを送りました。
<内定選手>
GK中島佳太郎(ジュビロ磐田、磐田市出身)
MF古長谷千博(ロアッソ熊本、沼津市出身)
MF前田翔茉(藤枝MYFC、藤枝市出身)
FW金賢祐(大分トリニータ、韓国出身)
MF高瀬生聖(テゲバジャーロ宮崎、京都府出身)
選手・監督の会見要旨
<中島佳太郎選手の話>
「僕の特徴は至近距離のシュートストップ。プロでも自分のストロングポイントを出し続けていきたい。大学では、プロサッカー選手になることや勝つことが一番ではなく、人としての成長を一番上に置いてきた。自分を信じてやり続けることによって、より大きくなれると思う。自分を育ててくれたジュビロ磐田に戻る。ヤマハスタジアムで勝利を収めることが、まず一番最初にやるべき恩返しだと思う」
<古長谷千博選手の話>
「自分のアピールポイントは、攻撃面でのサッカーセンスとゴール前のアイデア。『ここが見えてるんだ』『ここに出すんだ』というパスが自分の得意なプレーなので、そこを見てほしい。来シーズンはチームとしてJ1昇格、個人としては1年目から試合にコンスタントに出て、10ゴール10アシストを目指す。パリ五輪もある。そこを目指して日々のトレーニングから頑張っていきたい」
<前田翔茉選手の話>
「自分の特徴はスピードに乗ったドリブルからのクロスやパンチのあるシュート。来シーズンは全試合出られるように頑張っていく。地元でプレーできるので、まずは藤枝を代表する選手になりたい」
<金賢祐選手の話>
「自分のアピールポイントは、身体能力とゴールへの推進力、守備での献身性。自分はストライカーなので、これからはゴールにもっとこだわっていきたい。来シーズンはチームとしては、J2優勝、そしてJ1昇格。個人としては得点王を目指して、さらには韓国代表になりたい」
<高瀬生聖選手の話>
「自分は特徴がないのが特徴。スピードも高さも強さもないが、、どんなポジションでもできる。常に味方の特徴を生かすためのポジショニングを考えている。来シーズンはチームのJ2昇格を目指して戦う。自分のような選手でもプロで活躍できることを示したい。結果にこだわっていく」
<山西尊裕監督の話>
「ジュビロ磐田ユースから入団した中島をジュビロにお返しすることができた。本人の努力と関係者、OBのサポートがあったからだと思う。
古長谷を清水桜が丘高から預かった時に、当時の沢登監督と『この選手は順調に成長させなきゃいけないね』という話をしたことを覚えている。『何とかプロに行かせないと』と思っていた。
前田は『地元の藤枝MYFCでプレーしたい』と言い続けてきたので、本当によかった」


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