
【動画あり】サンフランシスコで話題の“無人自動運転タクシー”に乗ってみました!
これぞ未来!? 無人自動運転タクシー

If you're going to San Francisco, Be sure to wear some flowers in your head♪
歌われたのは1967年、サンフランシスコに行くなら、髪に花飾りをつけていくといい♪なんて、素敵な街じゃないですか!
現在住んでいるところとの距離、治安の悪さ(という噂)から少し避けているサンフランシスコ…。今回、打ち合わせでサンフランシスコへ行くことになったので、これは、アレを体験するチャンス!と話題のアレに乗ってきました。
そうです、無人自動運転タクシー!
The world’s first autonomous ride-hailing service(今回乗車したWaymo社ホームページより)
直訳すると、“世界初の自律走行ライド配車サービス”ですが、一般的には“Driverless Autonomous Vehicle”と呼ばれています。ドライバーなし、自動運転、車、わかりやすくまとめると、「無人自動運転タクシー」もしくは「無人自動運転Uber」。その方がしっくりきます。
驚くべき技術ですが、サンフランシスコで許可を受けている会社が、すでに2社あります。他にも競合社が出てきており、無人自動運転の未来が近づいている感じがしますね。
「ドライバーがいないなんて…ほんとに大丈夫!?」と不安なのも正直なところです。実は私が乗車する前日、認可を受けていた2社のうちの1社であるクルーズが、サンフランシスコにおける許可を取り消されてしまいました(現地メディアAxios社より)。
事故調査とのことで、ドライバーがいない自動運転によって交通事故がなくなっているわけではありません。いずれテクノロジーの力で事故のない世界が来ることを待っています。
実際の乗車の様子を、アプリ画面も含めて動画にしました! 5分弱と少し長いですが、アプリを立ち上げて乗車〜下車するまでの動画です。
おまけ

私の下車場所が悪かったのか(指示に従っただけですけど、汗)、入ってはいけない場所に入ろうとしていました。セキュリティが困ってヘルプを呼ぶことに。
が、しかし!無人車とはいえ居た堪れなかったのでしょう、自らバックをして脱出! バックの際には結構狭い幅のコーンの間を難なくUターン。驚くべき運転技術です。やはり無人の車は珍しいのか振り向く人、カメラで撮影する人もいました。
Be sure to wear some flowers in your hairからBe sure to wear smartphone in your handへと時代が変わりましたね。サンフランシスコは少し先の未来を感じられる場所。
まぁ、私、坊主ヘアーなので花飾りをつける髪、ないんですけどもね…。
執筆者:萩原諒
2008年に静岡新聞社・静岡放送入社。広告営業に沼津、東京、静岡で従事。2018年より経営企画部。2022年よりハワイ報知出向、カリフォルニア州クパチーノ駐在。メディア業界のリサーチ、スタートアップ探索、VC投資などを担当。
静岡新聞SBS有志による、”完全個人発信型コンテンツ”。既存の新聞・テレビ・ラジオでは報道しないネタから、偏愛する◯◯の話まで、ノンジャンルで取り上げます。読んでおくと、いつか何かの役に立つ……かも、しれません。お暇つぶしにどうぞ!